2017-09

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大丈夫! 個人でも行けるボランティアマニュアル! 【経営コンサルタント】

このたびの東北地方太平洋沖地震でお亡くなりになられた方の
ご冥福をお祈り申し上げますと共に、被災された方、そのご家族、ご親戚
の皆様には心よりお見舞い申し上げます。
行方不明の皆様の早期救出、一日も早い復興をお祈り申しあげます。



私、経営コンサルタントの竹内謙礼は、2011年4月29日・30日・5月1日の3日間で、

気仙沼港沖にある離島「大島」という被災地に、

取引先2名と供に、ボランティア活動をしてきました。




その際、もっと多くの人が、

積極的にボランティア活動に参加できればいいなぁと思ったこともあり、

ちょっと簡単な
ボランティアマニュアル”みたいなものを作ってみました。



このブログが、ほんの少しでも東北の復興に繋がり、

被災地とボランティアを繋ぐ「道」になれればと思っています。




ただし、読み始める前に、最初にお断りしておきますが、

今から私が書くことは、



気仙沼市の「大島」のボランティア活動に限って

言えることだということはご理解下さい。


あと、被災か「50日後」という時間の経過もご理解ください。



全ての被災地の、全てのボランティアに

当てはまることではないということを、

前提として読んでいただければと思います。

この内容を参考にして、いろいろな被災地のボランティアに参加して、

少しでも復興のお役に立てればと思っております。




≪気持編≫
【自分がボランティアに行ってもいいのか?】


このブログを読んでいるほとんどの人が、

「ボランティアに行きたいけど、どうしようかなぁ」

と悩んでいる人だと思います。


なので、まずは、ボランティアに行く前に、

「気持ち」の整理をしたいと思います。




まず、多くの人が、次のような理由から、

ボランティアに行くことに躊躇していると思います。


●自分のような人間が、ボランティアに行っても活躍できるのか?

●ボランティアが余っていて、仕事がないんじゃないか?

●軽い気持ちで行くと、被災地の人に迷惑がかかるのではないか?


だいたい、この3点だと思います。


実際、私も上記の3つのポイントで、非常に出発前に悩みました。

でも、2日間、現地でボランティア活動をさせてもらった

経験から言わせて頂くと、



「勇気を出して行くべき!」


という結論に達しました。



その理由は、下記にあげられます。


1・「人のために役立つぞ!」という気持ちがあればOK

メディアやネット等では、かなり“大変な作業”という印象を

受けた人も多いと思いますが、

実際の被災地での作業は、廃材処理や掃除等の軽作業が多く、

極端な話、小学生ぐらいでもお手伝いできる仕事が多く見受けられました。

これは、私が被災地に赴いたのが、震災から50日以上が経過していて、

ある程度、被災地も落ち着きを取り戻し始めたことが、

ボランティアの仕事を軽微にさせている要因だと思われます。


また、これも現地に行って分かったことですが、受け入れる市町村側も、

「見ず知らずのボランティアの人に、危険な仕事はさせたくない」

という事情もあり、「むちゃくちゃ危険な仕事」を

任せていないという事情もあると思います。


どちらにせよ、ボランティア活動には、

特殊な能力は必要とはしませんので、

一般男性はもちろん、女性、小学生、中学生、高齢者の方でも、

「被災地のために役に立つ!」という気持ちがあって、

なおかつ、現地での最低限のマナーを守ることができれば、

私は誰でも積極的に被災地に足を運んでもらいたいと思いました。




2・ボランティアの仕事は「与えられる」のではなく「自分で探す」

私は今回、某ボランティア団体の紹介で大島に行ったのですが、

誤解を恐れずに言わせていただければ、



私は個人のフリー参加でも、被災地に直接、足を運んで、

ボランティア活動に参加してもいいと思いました。



理由は下記の通りです。


・正規ルートの申し込みだと、
 そもそもボランティアの人数がいっぱいで参加できない。

・大きな団体だと、現地で仕事の振り分けに時間がかかり、

 効率的にスピーディに動けない。

・個人でも探そうと思えばボランティア作業はたくさんある。



「ボランティアに行っても、現地で仕事がない」

という情報もありますが、

実際の現場でもその通りで、

役場の指示やボランティア団体の指示に従って動いているだけでは、

「仕事がない」という可能性も十分あります。




では、なぜ、このような状態になってしまうのか?

私なりにいろいろ考えてみました。



●「ボランティア」の使い方がよく分からない

実際に現地で被災された方は、

「ボランティアが来ても、何をどうやって頼めばいいのか分からない」

「知らない人に手伝ってもらうのはちょっと・・・」

「さすがに、こんな大変な仕事は頼めない」


等の理由で、ボランティアを活用することに対して、

ちょっと気が引けているのではないかと思いました。

その結果、役場や対策本部にボランティアが欲しい旨が伝えられず、

有効活用ができていない状況になっているのだと思います。



●ボランティアができる仕事は限られる

メディアでは全壊した家や、半壊した家がたくさん映し出されていて、

「たくさんお手伝いすることがあるんじゃないか?」

と思った人も多いと思いますが、

実際には、それらの修復不可能な家屋に関しては、

「危ないから近づかないで」

「国や市が、後で重機で解体するから手をつけじゃダメ」


等のお達しが出ていて、

ボランティアが手をつけられないのが現状ではあります。

つまり「取り壊すから、キレイにしても意味がない」というのが、

ボランティアが近づけない理由だったりするのです。


かといって、浸水のみで免れた家に関しても、

震災から50日以上が経っているせいか、

だいぶ復旧作業も落ち着いていて、

そちらに関しても、「ボランティアに頼まなくても大丈夫」

という状況になっているところも一部あります。

結果、電気や水道などのプロフェッショナルな仕事ができない

一般のボランティアに関しては、

物資の仕分け等の、事務作業しか残らなくなるのです。


※もちろん、被災地によって状況はまったく違うとは思いますが。


●受け入れ態勢の問題

ボランティアを受け入れる側の体制も、難しい事情を抱えています。

「できるだけ危険な仕事はさせたくない」

「今、何に住民が困っているのか、情報収集ができていない」

「何人の人が、どれだけ働けるのか確定できない」


これらの中で、ボランティアを効率よく振り分けるのは、

正直、震災復興中の組織では大変なことだと思います。

さらに、ボランティアは「有志」の集まりでもあるので、

統率を取ったり、強制したりすることができないのが、

「組織」としてまとめづらい事情を抱えています。





このような状況から、

「ボランティアは現地に行っても仕事がない」

という状況が生まれてしまうのではないかと、私は思いました。



「じゃあ、ボランティアに行っても意味がないじゃないか!」



そう思われる方もいらっしゃると思うのですが、

それでも、私は

「ボランティア活動には行ったほうがいい!」

という思いではあります。


確かに、現地に行って仕事はないかもしれません。

しかし、そのようなボランティアに仕事を振り分ける

現地スタッフの余裕がないという事情も汲み取ってあげた上で、

自分たちで「被災地で何の役に立てるのか?」ということを、

自分自身の頭で考えて、

自分の責任で、自分の仕事を探すことが大切なんだと思います。



だから、ボランティアで被災地に行く場合は、

誰かの指示に従うのはもちろん、

仕事が無かった場合でも、

「自分たちの意思で動く」という行動力は持った上で、

活動してもらえればと思います。
(※被災地でのボランティア仕事の探し方に関しては、後述します)



≪ボランティアじゃなくて、被災地にちょっと見学でも・・・≫


「ボランティアはできないけど、被災地をちょっと見に行きたい」

正直、そういう興味本位の人も多いとは思います。

実際、ボランティアを行った私自身、

そういう思いが無かったわけではありません。


だから、私はそういう人たちの行動を、止めるつもりは毛頭ありません。

また、非難するつもりもありません。


でも、それでもあえて言わせて頂きますが、



「やっぱりボランティアはやったほうがいい!」


という気持ちはあります。


なぜならば、やはり「ボランティアに参加した人」と、

「ただ被災地を見に行った人」では、

まったく感じていること、見ている風景が違うからです。

もっと言ってしまえば、「支援物資を届けに来ただけの人」と、

「ボランティアに参加した人」の違いも大きいと思います。


これは

「ボランティアに参加しようと思ったけど、仕事がなかった人」と、

「最初から何もしないつもりで現地に行って、仕事のなかった人」

というにも、大きな違いが出てきます。



ここで誤解して欲しくないのは、


「ボランティアをやった人=えらい」

「ボランティアをやらなかった人=悪い人」



そういう単純な構造ではないという点です。



ボランティアに参加した人は、

やはり地域の人とのコミュニケーションを図り、

そして、些細なことでも「役に立つ」という経験をしてきます。

そうすると、必ず、その被災地に「愛」が出てきますし、

その「愛」は、必ず「リピート観光客」となって、

長期間、被災地にお金を落とすことに繋がって行きます。


しかし、ボランティアに最初から参加しない人は、

地域の人との接触もないですし、

自分の経験がどうしても「浅い」という状況になってしまうので、

どうしても、被災地に対しての「愛」に繋がりません。

そうなると、次第に今回の震災が記憶から薄れていって、

やがて、ボランティアの意識、支援の意識がなくなってしまい、

時間とともに風化していきます。

そうなると、被災地にお金を落とすのは

「一時」だけで終わってしまうので、

非常に効率が悪くなってしまいます。


だから、



「オレは被災地で、何かの役に立って帰ってくる!」


この気持ちを持って現地に乗り込むことが、

長い目で見ての、被災地への「復興」という二文字に

変わっていくんだと思います。



あと、ぶっちゃけた話、

興味本位で被災地を「見て回るだけ」というのは、

肩身が狭いと思います。

私も、大島でそのような人をたくさん見かけましたが、

ちょっと肩身が狭そうで、逆に可愛そうに見えました。

どうせそういう思いをするのなら、


「被災地を見たついでに、ボランティアをしてくる」よりも、

「ボランティアをしたついでに、被災地を見てくる」のほうが、


気持ち的にも、ラクだと私は思います。

私服でカメラをぶら下げて、ぶらぶらするよりも、

泥だらけの布つなぎとスコップを持って、

被災地を歩く方が、当然のことながら、後ろめたさはないと思います。



●「お客さんには早く戻って来て欲しい」という地元の思い

私がボランティア中、お世話になった大島の民宿のご主人に、

「お客さんに、今、泊まりに来てもらったら迷惑ですか?」

と聞いたところ、

「そんなことないですよ! そりゃ来て欲しいです!」

と言われました。

50日経過して、だいぶ、落ち着いてはきましたので、

できたら早い段階で、

通常業務をスタートさせたい思いはあるそうです。

でも、ご主人には、


「料理も出せないし、水も使えない状況なので、お客さんに悪くて」


と、申し訳なさそうに言われました。



私はその話を聞いて、やはりボランティアとして、

積極的に現地に足を運んで、

現地でたくさんお金を落としていってあげることは、

とても大切なことだと思いました。


ボランティアで被災地に行く人は、

ある程度、大変な状況は覚悟していきますので、

食料は持参しますし、水が出なくても我慢する覚悟でいます。

当然のことながら、高いサービスは望んでいません。

極端な話、ボランティアに行って、仕事がなかったとしても、

「被災地に泊まりに行った」という現実は、

被災地の人の励ましにもなるし、

その行動そのものが「ボランティア」に繋がると私は思っています。





以上のように、「ボランティア」は、

被災地でとても必要とされているので、

私は積極的にボランティアには参加することを勧めしています。


「人の役に立つ」という熱い気持ちと、

「自分で仕事を探す」という行動力と、

「地元にお金を落とす」という活動さえあれば、


私は誰でも、ボランティアに参加していいと思っています。


「そんな軽い気持ちでボランティアに行くな!」

という意見も耳にしましたが、

そのようにハードルを高く設定してしまうと、

ボランティアだけでなく、

観光客も被災地から足を遠のけてしまいます。

これは不謹慎な言い方になるかもしれませんが、

もし、ボランティアを一人でも多く被災地が受け入れてくれれば、

そのボランティアは、一生、その地を“第二の故郷”と思えるぐらいの

熱い気持ちを持ってもらえるかもしれませんし、

それが長い目で見て、観光客としてのリピート客に繋がり、

地域観光の復興の足がかりになるきっかけになると思います。

このように、多くのボランティアを受け入れて、

お客さんにたくさん足を運んでもらうことは、

観光業にとったら、決してマイナスではないと思います。



私はそう言う意味で、

被災地はボランティアを積極的に取り込む体制を整えるべきだと思うし、

ボランティアは、積極的に現地に足を運ぶべきだと思っています。


※もちろん、
これは今回、気仙沼市の大島に行った限りの話ではありますので、
その点はご了承してもらえればと思います。





≪スケジュール準備編≫【短期間でもOK!】

さて、気持ちが整理できたところで、次に≪準備編≫です。

まずは、「どこに行くか?」ということですが、

今回は私の体験談から、気仙沼の大島に限って、お話させて頂きます。

それ以外のエリアは各自、情報内容を判断してもらえればと思います。


●いついくか?

基本的に「平日」をお勧めします。

やはり空いていますし、人手が不足するのは当然、平日になります。

また、土日は復旧作業を休む人もいるので、

ボランティアの仕事をフリーで探す場合は、

おそらく平日の方が見つけやすいと思います。

企業で有給が取れる方は、平日をお勧めします。


ただし、土日しか行けないからといって

引け目に感じる必要はありません。


土日でも十分、ボランティアとして役に立つことはできます。



●何日ぐらい行けばいいのか?

私は個人的には1日~3日ぐらいで十分かと思います。

よく「1週間~1ヶ月ぐらいは行かないとダメ」という人がいますが、

現実問題、今、生活基盤がある人で、これだけの長期で休みを取るのは、

ちょっと難しいと思います。


私は2日間、全力でボランティアをさせて頂きましたが、

それでも、身体はヘトヘトになるぐらい疲れました
(ちなみに今年41歳・体力は無い方)。

でも、「2日間」という短い制限時間のおかげで、

全力でボランティアの仕事に打ち込むことができました。

また、期間が短かったから、一生懸命、仕事を探しました。

だから、決して、短期間がボランティアの仕事としては、

悪くないことだと私は思います。


また、食事と水がまだ供給されていない被災地では、

食料を持ち込んで、作業をやるには、おそらく3日間ぐらいが

根性のない一般的な人の集中力、体力の限界だと思いました。

それ以上の滞在であれば、ある程度、

ちゃんとしたボランティアの組織に入って

活動したほうがいいと思いますし、

長期の人は、それなりの覚悟で作業に望んでいると思いますので、

ちょっと短期間のボランティアのスタンスとしては違うと思います。


だから、一般的に土日を絡めて行くとすれば、

「金・土・日」ぐらいの3日間で十分かと思います。


●電車か? クルマか?


基本、個人の場合は、公共機関を使って現地入りすることをお勧めします。


・電車の場合

東京駅を東北新幹線で午前中に出て、

新幹線で一関で乗り換えて、大船渡線で気仙沼駅へ。

そこからフェリー乗り込めば、
ギリギリ大島にその日のうちに辿り付けます。
(要確認)


・高速バスの場合
東京から気仙沼までバスで行って、そこから大島にフェリーで渡ります。
http://5931bus.com/kosoku/tono-kesen.html


※作業着に着替えるのはフェリーの中のトイレがいいと思います。
気仙沼港にも大島にも、更衣室はありませんので・・・。



≪クルマでの移動に関して≫

東北までの道のりを考えれば、

やはりクルマがベストな交通手段であるのは事実です。

また、大島まではカーフェリーも出ているので、

島での自由な移動を考えるのならば、

クルマでの移動をお勧めします。

実際、私は今回のボランティアに関しては、

支援物資やスコップなどを持参したので、クルマで行きました。


ただ、むやみやたらにクルマで行くと、

カーフェリーに地元の人のクルマが乗れなかったり、

建設機材や重機を載せたクルマが行けなかったりする可能性があるので、

個人でいく場合は、

「できたら」公共の交通機関を使われることをお勧めします。

また、気仙沼港まではクルマで移動して、

後はフェリーで大島に渡るというのも一手です。


※フェリーの込み具合の様子を見て、
クルマで乗り込むかどうか決めてもOKです。


※気仙沼漁港にはクルマを駐車できる
公共駐車場(エースポート)があります。
(駐車料金、状況等は大島汽船に要確認 090-3128-3081)

※宿の予約をしておけば、大島についてから、
宿の人が港まで迎えに来てくれます。


「現地までの道路が混雑するのでは?」という意見も聞きますが、

実際、クルマが空いている夜中や明け方に

気仙沼港にたどり着くようにすれば、

道路もガラガラで、そんなに地元の方や作業車両に

迷惑をかけることはありません。


カーフェリーに乗り込む時も、台車などを活用すれば、

車を置いて移動することも可能です。


また、現地でボランティアをする場合は、

一輪車の手押し車や、スコップ、

大型のハンマー、工具が活躍するのも事実です。

トラックなどがあれば、なおさら助かる状況でもあるので、

そのような道具を持ち込む場合は、

私は車で大島まで移動してもいいとは思います。

その辺の判断は各自の良識の範囲で判断してもらえればと思います。


●理想のスケジュールは?

とりあえず、「東京」を出発点として、クルマで移動したと仮定して、

2泊3日で考えてみました。


1日目 金曜日の夕方出発→仙台市内泊(22:00頃着)


2日目 朝4:00仙台市内発→気仙沼港着(6:30頃着)

    気仙沼港7:00頃のフェリー発→大島7:30着

    ボランティア活動→民宿チェックイン→就寝


3日目 起床→ボランティア活動→夕方のフェリーで大島発(15:00頃)

    気仙沼港15:30着→東京着(23:00頃)


※道路工事、渋滞ナシでした。



理想を言えば、ボランティア活動と運転移動でクタクタの状態ですから、

翌日は休暇日を設けておく方がいいでしょう。

また、長距離運転になるので、交代でクルマが運転できるメンバーと

移動されることをお勧めします。


●大島まで行くカーフェリーについて

カーフェリーは一日に8便ほど出ています。

そこそこ大きなトラックも乗ったりしています。

クルマは全部で20~30台ぐらいは乗るとは思います。


本当は時刻表を掲載したいところですが、

おそらく、状況によって船の時間が細かく変更されるようなので、

随時、出向時間は確認してもらえればと思います。


・大島汽船 090-3128-3081(要予約)


一応、ホームページはありますが、おそらく5月2日現在、
更新はされていないかと・・・
http://www.oshimakisen.com/


仮に乗れなかったとしても、便をずらせば乗れると思いますし、

最悪、クルマを置いてフェリーに乗り込むことはできますので、

「絶対に大島に渡れない」という状況にはならないとは思います。



≪持ち物準備編≫
【できるだけ少なく、そして役に立つものを】


■ボランティア保険

まずは持ち物の前に、ボランティア保険に入ることが重要です。

ボランティア保険について
http://getnews.jp/archives/109250

「別に入らなくてもいいや」と思わず、万が一のことがありますので、

しっかりと加入しておいたほうがいいとは思います。

ちなみに、私は仲間の一人に加入手続きのお願いをしたのですが、

一人1000円ぐらいだったそうです。

入会してくれていた方が、

地元の人が仕事が頼みやすいという一面もあります。


■持ち物

クルマで行くのと、徒歩で行くので持ち物は大きく変わるので、

そこらへんは各自判断でお願いします。


★時計
・水仕事があるかもしれないので防水用が理想

★歯ブラシ、洗面関係道具
・5月2日現在、大島は一部断水状態。
・ただし、井戸水をバケツに溜めているので顔を洗ったり、
 歯を磨いたりすることは可能。
・宿に洗面用具、石鹸、シャンプー等の
 ゆとりはないので各自持参のこと。
・一部、入浴できる民宿はあるが、被災者優先のため、
 ボランティアはできたら我慢したほうがいいかも。
・早い段階で水周りが回復する可能性があるので、
 宿に予約の際に水道状況は確認すること。
★水
・500mlが2~3本ぐらいあれば1人1日対応可能。
・島内の自動販売機や商店でも水は一応売られているが、
 断水期間中は、各自持参のこと。
・1.5リットルの大ペットボトルでもいいが、
 重くて意外にフットワークが悪いことも・一関のコンビニ、もしくは気仙沼市内のコンビニでも水の調達は可能。
(気仙沼駅近くのコンビニも24営業は行われている)

★水手洗い用
・クルマで行くのであれば、大きいタンクに水を入れていけば、
 現場で手洗いも可能になる

★食料
おにぎりと菓子パンが、もっとも持ち運びに便利。
・賞味期限は2~3日ぐらい過ぎても、まったく問題なし
 (実験済み・ただし夏場は不明)
・夏場は初日はオニギリ、二日目は菓子パン、
 カップラーメンでしのげばOK?
・夏場には地元の飲食店も再開している可能性あり。要確認。
(実際に5月1日現在でも弁当を販売し始めていた)
気仙沼か一関のコンビニ調達可能。ただし、大人数で大量購入の場合は、
 前日に宿泊する仙台市内か、東京から持参すること。
・カップめんはお湯を沸かせば旅館で食べられる。
・長期間滞在であれば、米とガスコンロ、
 缶詰とレトルトカレーを持っていけば問題ないと思う。

★クーラーボックス
・ビニールタイプで折りたためる奴であれば便利

★ヘルメット
・実際、ヘルメットを使うような
 危険なシーンでボランティアが働かされることは、
 ほとんどないとは思う。ただし、ヘルメットをかぶっていたほうが
 「ボランティア」ということが相手や地元の人にも伝わるので、
 持って行ったほうがいいことは確か(マジメな人だと思ってくれる)。
・強風、余震等もあるので、常時かぶっていることが理想。
・ただし、仕分け、事務作業等の
 明らかに危険がない場所での作業の場合は
 各自の判断でかぶらなくてもOK
・ワークマン等で1500円前後で売られているヘルメットでOK

★マスク
・粉塵マスクが理想。
 ただ、そのような激しい現場での作業は稀だと思うので、
 通常のマスクでも十分だと思う。
 なお、粉塵マスクはワークマンでも販売されている
※強風の場合の作業があるので、マスク、ゴーグルがあったほうがいい。
※人と声を掛け合う仕事の場合は、マスクを取るか、大声を出すこと。

★軍手
・水で濡れた廃材を掴むことが多いので、
 ビニール製の滑り止めのついている作業用ゴム手袋が役に立った。
 これが予備とあわせて2セットぐらいあればOK。
 念のために布軍手も1組あったほうがいい。

★つなぎ(作業着)
・汚れてもいい作業着。運動着やジーパンでもいいが、
 本当に汚れるので、使い捨てのつもりで。
作業着を着ているほうが、「やる気」が相手に伝わる。・買ったばかりのピカピカの作業着だと、最初ちょっと恥ずかしい。


※布つなぎの通販のネットショップ
http://www.nuiyatoyota.com/


★雨合羽
・雨が降ってきたらボランティア作業のほとんどは中断される。
・雨合羽があれば、多少の小雨なら作業ができる。
(今回、唯一持っていかなくて後悔した持ち物)
・安っぽい透明のビニール製の上半身だけの雨合羽(数百円のもの)でもOK。
※豪雨の場合は、どのみち作業が中断されるから。

★長靴
・ボランティアは安全な海岸線の作業をやらされることが多いので
 長靴は必須
・先っぽが硬い安全長靴が理想。ショートタイプでもOK。
・ワークマンで1500円ぐらいのを購入したが、
 履き心地も悪くなかった。
・ただし、サイズが合わないことが多いので、
 厚手の靴下があればいいかも
・作業状況によっては運動靴の方がフットワークがいいことも。

★下着
・汗も掻くし、汚れるので、1泊分は多めに持っていったほうがいい。
・東北地方の海岸線なので寒暖が激しいので、
 厚めの服も1枚持参したほうがいい

★懐中電灯
・万が一。ペンライトで十分。

★カメラ
・小型のもので

★ノート、ペン
★保険証

★タオル
・使い捨てのつもりで5枚ぐらいあれば

★ブルーシート
・いろいろ使うシーンは出てきそうな感じ。
・現地の人に差し上げるつもりで。
・昼食時に地べたに座って休むときに使える

※被災地に必要なもので、いつでも東京で手に入るものに関しては、
一応、現地の人に「いりますか?」と声をかけてみるといい。
ちなみに、私は、東京から持参した、
スコップ、手押し車、ゴミ袋、土のう、つなぎ、ガスコンロを
大島に置いてきた。
(またボランティアに来る可能性もあるので)

★はさみ
・現地でも貸してもらえるが、持参するに越したことはない。

★クスリ、絆創膏
・他にも胃薬、正露丸、バファリン等
・年配者には湿布薬
・栄養ドリンクはあったほうがいいかも。

重い瓦礫を持って腰を痛めることがあるので注意。
※クルマの運転をする人は、帰りも長時間運転になるので特に注意。
(ドライバーには、できるだけ重い荷物を持たせないこと)


★支援物資
・大島に限っては、食べ物はだいぶ届いている感じ。
 事前に宿に予約する際に聞いてみるのがベスト。
・次の余震に備えて備蓄をしているという情報も。
 缶詰等の腐らないものであれば、持っていって無駄になることはないかも。
 最悪、「いらない」と言えば持って帰れる。
・生もの等は避けたほうがいい。
(ただ、実際に足りないものは賞味期限のある「生もの」だったりする)


■あれば「さすが」と言われるもの

★スコップ
先っぽが平らな奴のほうが、泥や土、ゴミを掻き出しやすい

★ハンマー
大きな廃材を叩いて砕くのに便利。木製で十分。

★工具
・解体作業をする時に使うことがあった。
 一式が理想だが、ドライバーセットだけでもあれば助かることも

★一輪車の手押し車
今回のボランティアで持参して、一番役に立った道具。
廃材の運搬に非常に役に立つし、効率アップ間違いナシ
クルマで仕事のできない奴を一人連れていくよりも、
一輪車を持っていったほうが数倍役に立つ。

★ゴミ袋
・50枚入りの透明なものがあれば十分。土のうでもOK。

★紐、ロープ
・ちょっと太めのロープと、ビニール紐があればOK。
 ダンボールや木材を結ぶときに使う

★ガムテーム
・必須。後片付けで使うシーンは意外に多かった。

★クルマ
・基本、軽自動車でも乗用車でも、何でもOK
・道路が一通り整備されているので、
 クルマもバイクもフットワークは変わりなし。
・四輪駆動車の大きいのだったら、ちょっとだけ便利。

★トラック
・廃材の運搬、ゴミの運搬の仕事があるのでトラックがあれば理想。
・現地でマニュアルのトラックの運転を頼まれることがあるので、
 マニュアルのトラックを運転できたら、ちょっと鼻高々。

★スマートフォン
・スマートフォンの方がネットから地図情報等が取得できて便利だった。
・3キャリアとも大島は電波OK
・電気のライフラインは大丈夫なので、宿で充電は可能

★廃材を利用して道具を作る
廃材の中には、工夫すれば運搬に使えるカゴや、
トンカチの代わりになる木材などがあったりします。


■あんまり使わなかったもの

★テント
★寝袋
★米
・寝袋は車内泊があれば。
・夏であればテント泊もいいのでは?

★予備ガソリン
・大島の島の中にもガソリンスタンドあり(リッター200円)
・東北自動車道の長者原SAで給油しても、大島と往復してきても余裕。
・気仙沼市内にもガソリンスタンドあり。
・ただし、予備ガソリンは、あれば気持ち的に余裕ができる。 

★パソコン
・携帯があれば十分。短期間ならなおさら。
・ワイマックス、イーモバイルは両方ともダメ
・携帯キャリアは全て電波3本
・インターネット回線は5月2日現在不通。要確認。


■その他、注意点

・瓦礫の木材にはクギが刺さっていることが多々あります。
「木材には、まずクギが刺さっていると思え!」これが瓦礫運搬の鉄則となります。

・被災者の写真を見つけたら?
写真を見つけたら、道路の端に置いといてあげるのがベストです。
もしくは、災害対策本部で管理している場合もありますので、
そちらに持っていってください。

・位牌を見つけたら?
災害対策本部で預かってくれます

・怪我、病気になったら?
災害対策本部に聞いて対応してください。

・他のボランティア団体との協力
へんな言い方になるかもしれませんが、ボランティア会場には、
「先にいる人が先輩」という雰囲気がやはりあります。
また、やはり長期間滞在している人のほうが、
状況を把握しているケースが多いので、
できるだけその人たちの指示に従いましょう。

ただし、「ちょっとこのボランティアは……」という人も中にはいます。
要領の悪い人、やる気のない人、サークル気分の人、口の悪い人・・・。
その人たちとは、できるだけ接触するのを避けて、
自分たちの判断で行動されることをお勧めします。

・作業を始める前に、
まずは「最終的にどうするか?」を決めてから行動する。
ただ闇雲に片付けや撤収作業を始めてしまうと、
あとあと、二度手間になったり、重いものをもう一度移動させたり、
いろいろ大変な思いをすることが多々あります。
必ず、「この作業にどういう意味があり、
最後はどうすればベストなのか?」を決めてから、
行動されることをお勧めします。

・とにかく、声をかけあって作業をする。
今回、ボランティア作業をやって、
声をかけあって仕事をしない現状に少し驚きました。

「重いですよ!」
「こっち持ちます!」
「こんな感じでいいですか!」
「そっち側、お願いします!」
「ありがとうございました!」

そういう声を掛け合うことで、安全に作業ができますし、
効率よく、仕事を行うことができます。
初対面で恥ずかしいことがたくさんあるかもしれませんが、
できるだけ、声はかけあうようにしましょう。



■宿の予約

1泊目の仙台、または一関周辺であれば宿は取れると思います。

ただし、復興作業の従業員が、大勢で長期間宿泊することも考えられるので

できるだけ早めに予約されることをお勧めします。



また、肝心の大島の島内の宿に関しては、私がボランティア活動をさせて頂いた、

大島の「明海荘」がお勧めです。



「明美荘」
電話 0226-28-3500
FAX 0226-28-3231



ただし、明海荘は、5月3日より仮設住宅ができるまでの、

住民の「二次避難先」として指定されたので、

部屋がいっぱいの可能性もあります。

その際は、別の旅館、民宿を紹介してくれるとおっしゃってくれたので、

一応、一杯の場合は、他の宿の紹介の旨も聞いてみてください。



なお、宿泊の際は、下記の点を了承してもらえればと思います。


・被災者の利用が何より優先であること

・ホテルで働いている人の迷惑にならないこと

・水が断水していること(5月2日現在)

・食事のおもてなしができないこと(5月2日現在)

・サービスが行き届かないこと(5月2日現在)

・ボランティアの仕事は各自で探すこと
(もしかしたら、明海荘でお手伝いすることがあるかも)




上記の点を守った上で、電話で予約する際は、


「竹内さんのブログを見て電話予約をした」

「ボランティアとして宿泊する」



この2点を、しっかり伝えていただければと思います。

なお、素泊まりで5月2日現在の時点で1泊4000円。

食事ができるようになったら、

1泊2食付きで5000円を予定しているそうです。



明海荘のみなさんも、復興作業で大変なので、

迷惑にならない時間帯に、電話にて予約を入れてもらえればと思います。



≪行動編≫
「人に感謝されたい」という仕事ばかりじゃない



さて、次に実際に被災地への出発から帰ってくるまでの、

行動に移す際の、いろいろな注意点を書かせていただきます。

今回はクルマで現地入りさせてもらったこともあるので、

主にクルマで移動した際の注意点をいろいろ書きたいと思います。


■東京→一関
・交代でクルマは運転すること
・東北自動車道は突貫工事で修復したため、道路に段差多数。
 速度の出しすぎは注意。
・夜中に移動することがお勧め。真昼間だと高速が渋滞する可能性あり。

■一関→気仙沼
・道路は1車線だが、夜中、早朝なら混む気配なし
・コンビニ、ガソリンスタンドは営業中
・気仙沼駅周辺でも一部飲食店は営業中

■大島汽船のフェリー
・エースポート内に臨時のプレハブ券売所があるので、
 そこでチケットを購入する
(ちょっと分かりづらい)
・できたら、帰りのチケットもこの場で購入
・料金は下記ページ参照のこと(料金等は変更の可能性もあり)
http://www.oshimakisen.com/
・かなり船内はキレイ
・気仙沼、大島の被害状況が船のデッキから見渡せる
・約30分の移動。岸に着岸する5分前にはクルマに乗り込むこと

■大島から宿へ
・港周辺の惨状に動揺するが、まずは宿の人を見つけて、
 スムーズに移動すること。(もしくは、各自移動)
・地元のクルマ、作業者もあるので、港の道路にクルマを停めないこと
・写真を撮りたくなる気持ちも分かるが、
 地元の人が一番多い場所でもあるので、
 気持ちを察して、港周辺での写真撮影は控えること。すぐに宿に直行。
※帰りにも時間があれば、落ち着いて写真撮影はできる

■宿からボランティアに
・団体ボランティアとして登録している人は、災害対策本部等に行く。
・支援物資がある人は災害対策本部で受け付けてくれる。
・災害対策本部の場所は「大島公民館」。ナビでセットしたら出てくる。

■ボランティア活動開始
※後述

■写真撮影
※後述

■宿泊
・ご飯を食べて寝るだけ
・とにかく体を休めること(栄養ドリンク持参もいいのでは?)
・自分で持ち込んだゴミは、できるだけ持ち帰ること。

■朝
・できるだけ早く起きて島内視察

■帰路
・早めに港に着くこと

■気仙沼にて
・気仙沼で食事をしてあげることもボランティア活動の一環。
河原田大通りの「一心」というお寿司屋はお勧め。

※「5月1日に寿司を食べに来た
大島のボランティアの帰りに寄ってきた3人組みの紹介です」
って、ためしに主人に聞いてみてください。
覚えてくれていないかな?(笑)
明るい、とっても面白いご主人さんです。


■高速での帰り
・気仙沼は夜になると本当に真っ暗で怖いから、
 あまりウロウロしないこと(本当に怖いです!)
・気仙沼から石巻までの海岸線の道は通行止めで行けない。
 まっすぐ帰ること。

・夕方から夜にかけて渋滞の気配なし
・お土産は東北道の長者原SAで。


【ボランティア活動に関して】

≪ボランティアを行う際の心構え≫

ボランティアをやりたい人の多くは、

「誰かに感謝されたい」という思いが強いと思います。

しかし、実際には「誰か」に直接感謝される仕事は非常に少なく、

それを求めてしまうと、仕事を選り好みしていしまい、

結局は、被災地への貢献をできずに終わってしまいます。


私は2日間とも瓦礫やゴミの処理という仕事でしたが、

誰の目にも触れないような、本当に地味な仕事ではありました。

でも、まだ、これらの仕事はマシなほうで、

中にはもっともっと目立たない、地味な仕事がたくさんあります。


また、当然のことながら、

雨や強風でボランティアの仕事がないこともあります。

その場合「なんでオレはここまで来たんだ!」と思うかもしれません。

ですが、それがまた、フリーで被災地に飛び込んだ、

ボランティアの宿命ではあるのです。

※団体で申し込んでも、仕事がないというケースは多々あると思います。


ボランティアの人は、最悪何もできずに帰るということは、

頭の隅っこに入れて、行動したほうがいいと思います。

ですが、先述したように、「現地にお金を落としていく」という行為は、

地元の人にとったら、大きな励ましになるので、

決して、無駄な行為になったとは思わないで下さい。


そして、最後まで諦めずに、

ボランティアの仕事を探すようにしましょう。

見つからなかったとしても、誰もいない海岸で、

一人でゴミ拾いをすることも、

立派なボランティアだと思います。
誰かに認められることだけがボランティアではないことは、

最初から頭の中に叩き込んでおくことが大切だと思います。



≪家族連れ、女性一人、カップル、友達同士のボランティアは?≫

理想を言えば、力仕事を伴うこともあるので、

男性のボランティアが一番活躍できると思います。

ただ、先述したように片付け等の軽作業も多いので、

女性でも十分やることは多いと思います。


友達同士、女性同士、カップルでのボランティアも

悪くはないのですが、あまり軽い雰囲気、

キャーキャー言っているような雰囲気は、

慎むように心がけた方がいいと思います。


また、仕事によっては別々のところで

ボランティア活動をさせられることもあるので、

その点は、ある程度、覚悟しておいたほうがいいと思います。


なお、家族連れのボランティアに関しては、

個人的には「アリ」だと私は思っています。

小学生以上であれば、海岸線のゴミ拾いはできると思いますし、

たとえ仕事がなかったとしても、

いろいろなことを考えさせられる、いい機会にはなると思います。

何より、このような家族連れ、女性同士の観光客が早く戻ってくることが、

地元の希望でもあると思いますので、「不謹慎かな?」と躊躇することなく、

積極的にボランティアに参加してもらえればと思います。



ただ、何度も言いますが、今回の震災で死者が出ている島ではあるので、

不謹慎な行動等はくれぐれも慎むよう、お願いします。

特に、


・勝手に敷地内にはいる。モノに触る。

・不謹慎な質問をする

・瓦礫を前に記念撮影をする

・交通の妨げをする(これが一番ダメ!)


※路上駐車はダメ。
遠くても交通の妨げになるようなところにクルマは停めること。


この4点については、気をつけてください。





≪ボランティア仕事の探し方≫

ボランティア活動に関しては、先述したように、

フリーでやってきたら「自分で探す」が大前提となります。

探し方のコツを下記にまとめました。


・まずは宿で聞くこと。もしかしたらタイムリーな仕事があるかも。
(宿のお手伝い、掃除等)

・災害対策本部で聞いてみる。ボランティア不足になっているところも。
(あまり期待しないこと)

・それでも見つからない場合は、自分で探して回る。



「東京から来たボランティアのものです。
何かお役に立てること、困っていることはありませんか?」


と、とりあえず、聞いてみる。

できたら、島の中を一通り見て周り、歩いている人、

作業している人に聞いてみる。

ボランティア作業をしている人に声をかけてみるのも一手。


※コミュニケーション能力、交渉能力が問われます。

※わざわざ自宅に押しかけて仕事を探すことは止めましょう。
日々の復旧作業に疲れて、体を休まれている人も結構います。
あくまで「通行人」に聞くのが前提です。



・海岸線には、全損した建物が多く、
なかなかボランティアが手を出せる仕事がないのが現状。

・山の中腹の建物のほうが、津波の浸水被害を受けた人が多く、
 困っている人が多い印象
「建物は大丈夫だけど、津波の被害にあった」
という家がボランティアを欲しがっている

・学校の避難所は、正規のボランティア団体の仕事が多く、
 人が溢れていることが多い

・人の土地、人の建物には勝手に近寄らないこと。
※勝手に片付けすることなど言語道断。
 不法侵入と同じになってしまいます。

・どんな仕事を命じられても、拒否しないこと。
 仕事を選んでは絶対にダメ!


・それでも仕事が見つからない場合は、海岸のゴミ拾い。
 燃えるゴミ、燃えないゴミに分けて収集する。
 集めたゴミは、港にある廃材置き場に。

・雨の日はボランティア作業はほとんどない。 
もしかしたら、災害対策本部に情報があるかも。


≪主にどんなボランティア仕事があるのか?≫
2日しかいなかったので、想像の域のお話になります。

「こういう仕事をすればいいのかな?」
というヒントにでもなればと思います。


・支援物資の仕分け、運搬
(たぶん、人手が足りている)

・避難所での炊き出し
(これも長期ボランティア、地元の人がやっているケースが多い)

・避難所のお年寄りへのマッサージ等

・瓦礫撤去
特に海岸あたり。海辺。

・廃材の撤去

・庭や敷地内に流れ着いたものを捨てる作業

・壊れたものの修理

・重い家具等の運搬

・畑の掃除(ゴミが散乱)

・家の掃除

・宿泊施設の部屋掃除、調理のお手伝い

・島内を回って、次に来る人のためのボランティアの仕事を探す

・港の漁港のゴミ、廃材拾い

・足りないものの御用聞き
(ヤマト便、ゆうパックは使えるので後日郵送するのもアリ)

・漁港でのお手伝い、清掃
(島の人が結構いるので聞きやすい。満ち潮に注意)




【写真撮影に関して】

写真は、できるだけ地元の人の目につかないように撮りましょう。


・早朝、誰もいないうちに撮影する

・携帯電話でさりげなく撮影する

・人の敷地、土地には入らない、触らない

・できるだけ枚数は抑える

・ボランティアらしい作業着の格好で撮影する。

※私服、派手な服でウロウロするのは、ボランティアであったとしても、
野次馬見物だという誤解を招く恐れがある。


また、被災地の人たちの気分を一番害するのは、

写真撮影のためにクルマを止めて、通行の妨げをすることです。

くれぐれも、そのような不謹慎な行動は慎むようお願いします。




≪総括≫

よくネットやメディアでは、

個人で勝手にボランティアには行ってはいけないと言われていますが、

ゴールデンウィークを過ぎれば、

極端にボランティアの数が減ることは明らかで、

時間が経過すればするほど、

震災の記憶は人々の頭の中から薄れていきます。

被災地の人にとって、一番辛いのは、

やはり、「忘れ去られてしまうこと」なんだと私は思います。


ボランティアのような軽微な作業が必要となるのはこれからなので、

私は、個人的には夏の炎天下の作業が厳しくなる前の、

5月・6月には、ぜひ、被災地に足を運んでもらいたいと思っています。

また、夏になると、

おそらく瓦礫から悪臭が出てくるものもあると思いますので、

早いところ、手で拾える瓦礫、ゴミ等は、

ひとつでも多くボランティアの手で、

回収したほうがいいと思います。



だから、このブログを読んでいるみなさんで、

少しでも島にお手伝いがいける人がいれば、

ぜひ、足を運んで下さい。お願いします。

ボランティアをする場所としては、大島は比較的安全性も高く、

万が一、余震があったとしても、高台に容易に逃げられる地形なので、

あまり不安な気持ちになることはないと思います。



仮に仕事が何にも無かったとしても、

それが大島の人の活力になるということは

知っておいてもらえればと思います。



最後に。



今回、ボランティア活動を行って切実に思ったことは、

古い情報に非常に振り回されてしまったと言う点です。

1週間ぐらい前の情報がまったく役に立たなかったり、

現地に行ってみたら、まったく状況が違っていたことが多々ありました。


だから、みなさんは常に「最新の情報」を

所得することに全力を尽くして下さい。

あくまで、ここに書いている情報は、



「2011年5月2日現在」の情報だということは忘れないで下さい。



もしかしたら、みなさんが行くころには、

ボランティアがもっともっと必要な状況になっているかもしれませんし、

反対に、まったく必要とされていない状況になっているかもしれません。


缶詰が欲しいというかもしれませんし、

野菜が欲しいというかもしれません。


クルマがカーフェリーに乗れなかったり、

早朝に行っても、大渋滞が起きている可能性だってあります。


でも、そのような「想定外」と常に向き合うのが、

「ボランティア」の仕事だと私は思います。



このブログが、少しでもみなさんのボランティアの背中押しになり、

一人でも多くの力が東北に向かって、

気仙沼の大島の人たちが、一日でも早く

正常な生活を取り戻せる力になれればと思います。



竹内謙礼



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